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- 堀内昭利-本日の注目点(4月13日)
堀内昭利-本日の注目点(4月13日)
- 2018/4/14
- 堀内昭利 本日の注目点

ドル円は以前からのお馴染のパターンに入っている。引けで持ち上げる。3時過ぎると持ち上げるというようなものだが、これが始まると相場は大きく育たない。ミシガンがとんでもない悪いものだったので、一気に市場の熱気が冷めてしまったようだ。原油と金がしっかり。株価はマイナス圏だが、活発ではない。(4月13日。夜中。)
「孤愁の岸」杉本苑子著。講談社。直木賞作品。作者は去年亡くなった。吉川英治の門下生で、歴史小説家。各種の賞をとってきている。幕府は薩摩藩の力をそぐために濃尾平野の治水事業をやらせる。莫大な借金、1000人の藩士という大きなもの。何人も亡くなる。宝暦大治水という事実から小説にしている。権力との戦い。なるほど、後年、幕末では薩摩の江戸幕府に対する恨みの蓄積も遠因にあったのかなと思わせる。
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