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堀内昭利-本日の注目点(10月26日)
- 2020/10/26
- 堀内昭利 本日の注目点

金曜のNYのドル売りはフライデーのインチキであった。よくある裏返し。NYがさきほどから参戦したが、今度は円売りをやっている。変な連中だ。どちらにしても活況感なし。人民元が久しぶりに売られている。独株の下げが強烈。ダウ先物はー300.選挙前の利確かね?
(10月26日夜)
「アメリカが見た山本五十六・下巻」ディック・レア著。原書房。山本元帥がそれほどアメリカ人に憎悪されていたとは、ある程度はそう思っていたものの、想像以上だった。卑怯と言う事らしいが、悪意に満ちている。あれは、提督の責任ではなく、外務省・日本大使館の大チョンボだったわけで、ちょっとなあ。日本大使館の連中は責任取らなかったし。ミッチェル少佐率いるライトニング(当時最強)16機が待ち伏せ。一式陸攻2機、零戦6機が島着陸近い時。日本防空圏だったとはいえ、島からは出迎えの零戦は飛び立ってなかったし。通常、高官が来る時はアメリカではそうするらしい。油断だらけ。暗号が全て読まれていたのだが、アメリカ側も時間通りに飛行区域に入れるかどうかは博打だったようだ。撃墜後のアメリカ側のはしゃぎかたは尋常でなく、むかついた。暗号解読がばれないように長く秘匿されていた。しゃくだが、当時のアメリカの雰囲気はわかる。今はビンラディン殺害と一緒にされている。現在、太平洋戦史を一番研究しているのは、中国海軍だろう。むかつくが、座布団5枚。