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- 堀内昭利-本日の注目点(4月6日)
堀内昭利-本日の注目点(4月6日)
- 2021/4/6
- 堀内昭利 本日の注目点

欧州が、前日のNYの安値109.96からの戻りで、110.55まで買い上げたのには唖然とした。あれだけ揉み合った111円手前を突破して上げると考えたのだろうか?単にイースター前の値段と動きが頭に残っていただけなのか、たぶん、休みボケだろう。ドル円とユーロは、あや戻し的な動きを見せている。やり過ぎた咎めなので、いつまで続くかってところ。情けない円の凋落を見ていて、首相の顔が浮かんだが、今日はあまりに情けない日本株の動きに、首相の顔が浮かんだ。(4月6日23時過ぎ)
最近の10代、20代が心配だ。私らの世代は、日本自体が貧乏だったし、貧富の差もあまりなく、みんなが貧乏って感じだった。その後、国も国民も豊かになったが、それでも1億中流なんてかわいいものだった。中国共産党政権の貧富の差大拡大より、共産圏でもないのに、はるか前に日本は平等社会を築いてしまったわけだ。そんなわけで、打たれ強い世代なんだよ。みんな貧乏だったんだし。だけど、今の若い子たちの世代は、豊かさしか知らない。リッチな国しか知らない。だから、ここ数年の日本の没落で、初めて、貧しさを知ることになったわけ。例外はあるが、だいたいそんな感じではないか。となると、とても打たれ強いとは思えず、戸惑う事も多いのではないか?先日、新聞屋のちらしで、働きながら学んでいる学生がいます。XX君です。間違うこともあるかもしれませんが、温かい目で見てください。声をかけてやってくださいと書いてあった。う~ん、私の世代では、きわめて普通な事だったので、唸ってしまった。日本も落ちるだけ落ちたら、復活すると思う。日本人は、やはり優秀だと思っている。
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