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堀内昭利-本日の注目点(10月14日)
- 2021/10/15
- 堀内昭利 本日の注目点

ドル円、東京は買い。欧州は売り。NYは連日の買い先行と定番。クロス円の買いは、次第にお祭り的になってきた。ユーロスイスが年初来安値更新したので、でかい事ばかり言っているスイス中銀はまたまた匙を投げるのかと思った。オージー、カナダが買い行進しているのが目立つ。米英独の金利は軟調なので、金利相場は終わっているね。日本袋叩きの様相。対外投資家は喜び、家計は悲鳴って感じの相場。そんなわけで、公平な分配政策は最初からゴミ箱いきだね。これで輸出が増えればいいのだが、輸出会社の懐が潤うだけで、昔と異なり輸出は伸びないだろうなあ。ドル円、活況だったのは月曜日だけで、あとは平々凡々の日々というのはお粗末。(10月14日23時過ぎ)
財務次官の発言でもめているね。彼は正しいのだが、船が沈むのかどうかはわからない。財政規律、ばらまきやめろと言っても、国の借金を中央銀行が一手買いみたいなことをしている限り、お金がゴミになるだけ。これだけの円安でも海外からの投資が殺到せず、逆に日本からお金がドンドン逃げて行っているものね。凋落していく通貨が今の円安の実態なのかもね。