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堀内昭利-本日の注目点(10月25日)
- 2021/10/26
- 堀内昭利 本日の注目点

今週のスタートも定例の円売り。そんな気がしていた。NYも定番の買い再開だったが、113.92まで買うとも思わなかったなあ。クロス円の買いも執拗だが、まだ調整が、必要だと思う。今晩は、原油が85.38まで値を飛ばしているけど、これも全く落ちないねえ。物価上昇を期待する日銀も景気に打撃を与える要因をなめないほうがいいだろうね。原油コケるか、日本コケるか。日本株も元気出してほしいけど、どうも原油を嫌気しているよね。円安だから、他国より影響甚大。(10月25日23時過ぎ)
「硝子戸のうちそと」半藤末利子著。講談社。読み始めから、面白いタッチの進みで、向田邦子女史が歳をとってから書いたようなエッセイという感じがした。著者の母親は、夏目漱石の長女だから、彼女は孫にあたる。文章力というのは、ⅮNAなのかなあ。本の中に太田治子と言う人が出てくるのだけど、彼女も太宰治の娘なので、やっぱりDNAなんだなあ。あの元気だった半藤一利氏が、衰えて亡くなっていくのだけど、いろいろ感じさせる話があった。しかし、夏目漱石の事をいろいろ知った。知らない事が多かった。著者は、新宿の漱石記念館の館長。思い出の残る本であった。笑えるのが、半藤氏が認知症の検査の時に、好きなものはなんですかと聞かれて、お酒です。今何をしたいですか、と聞かれてお酒を飲みに行きたいと返答した箇所。座布団5枚。ちなみに漱石の最後の随筆は硝子戸の中。
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