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堀内昭利-本日の注目点(11月17日)
- 2021/11/18
- 堀内昭利 本日の注目点

メディアが、うるさい。何年ぶりの円安だとか、ゴチャゴチャ。お忙しいでしょ、なんて知り合いに言われたが、まさか動かないから昼寝していたとも言えず、はあ、まあ、って感じ。年内に115円とは考えていなかった。可能性としては、年末の薄い時期とかそんな感じだった。だから、今114.97は意外感もある。引き続き、NYが主導権を握っている。だいたい、我々の就寝時間が狙われる時間帯。冬時間だから特にね。さっき、114.55まで後退したけど、この後は、NY任せとなるね。ユーロ安が止まらない。まあ、妥当な動きだと思う。ポンドは利上げ思惑があるから、単独で米ドルに対抗している。(11月1日23時前)
「太平洋」蒲生俊敬著。講談社。理系脳でない私にも興味深く読むことはできた。むずかしいところは、当然ながら、通読。3年前の時点で、宇宙飛行士550人、1万メートルの深海底にたどりついたのは3人だけと書かれている。日本は深海大国らしい。ハワイ島の横に海底火山があって、時々噴火しているらしい。そのうち、島ができて、ハワイ島につながる、と言ってもものすごい年数が必要なのだが、興味津々。近海に日本は昭和17年には探査船を出しているんだね。明神礁という大爆発を起こして、船が木端微塵にされたような海底火山噴火も書かれている。伊東と初島の辺りでも海底火山が噴火した様だ。そんな昔の話ではない。なんと、深海1万メートルにも生物がいるんだと。驚き。最後は、そんな深海にも人間が作りだしたPCBsなる高濃度の毒物が漂っているらしく、例のプラゴミのようだ。その汚染状況の恐ろしさで最期を閉じている。理科音痴の私でもうなりながら読んだのだから、やはり座布団5枚だろう。
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