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- 堀内昭利-本日の注目点(3月2日)
堀内昭利-本日の注目点(3月2日)
- 2022/3/3
- 堀内昭利 本日の注目点

前日と打って変わって、NYは静か。停戦交渉第二弾という話が流れてから、様子見というか、勢いがそがれた感じ。パウエルの議会証言が注目されているなどというのが多いので、注視していたが、いつも通りのインパクトなし。逆にブラードのペラペラの方が参考になった。パウエルって、なんか先生のイメージだね。ECBは例のレーンがまたストッパーだね。だが、ドイツもユーロ圏もインフレの収まる気配はなく、逆に高進化しそうな雰囲気だけどね。NZ,イギリスに続いて、今日はカナダ。米連銀も口ばかりで相変わらず行動が遅い。今晩は、株高、金利高になっている。原油は、なんだかもう糸の切れた風船になってしまった印象。
(2022年3月2日24時)
「異変ありやー空也十番勝負ー第6巻」佐伯泰英著。文春。やっと出た。楽しく読んだ。結構、史実に沿っている面もあるので勉強になる。しかし、評価欄を見て、嫌になったね。読んでいる人は皆ファンだと思ったが、平気で座布団1枚にする。嫌なら、読むなよ。しかも、この人物は長崎、異人、交易船は面白くないよ。銃が出てくるのも興ざめ。「陽炎の辻」からのファンで、思えば長い付き合いになった。が、書き手が老いたことで、磐音も弱冠二十歳の空也もまるで枯れ老いた老人のように精彩を欠く。言葉遣い、言葉の選択、全てに違和感。次作に期待することはない。ここまで書くかね。著者に対してリスペクトが皆無。不愉快だね。私?当然座布団5枚だよ。作者は苦労して、遅くに開花したので、それなりにリスペクトがある。春に第7巻が出るようだ。