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- 堀内昭利-本日の注目点(5月18日)
堀内昭利-本日の注目点(5月18日)
- 2022/5/18
- 堀内昭利 本日の注目点

パウエルが自分の見通しが甘かったことを認めたので、見直した。ラガルドはお粗末なので余計に目立った。株式市場が暴落でもしない限り、米連銀は政策を貫くだろう。日銀については、メディアの報道だけで、ほとんど誰も気にもかけなくなったね。ドル円は、昨日、130円までの距離が結構あることを見せてくれたのでわかりやすくなった。ユーロとポンドは前日のお祭りは終わってしまって、おとなしく弱い。NYでこの後、どうなる
かだね。株が始まったが、早速売られている。引けるまでわからないけど。
(2022年5月18日23時前)
「ヒトごろし」京極夏彦著。新潮社。分厚い。重い。1083ページの長編。新選組副長土方歳三の物語。司馬遼太郎の燃えよ剣と対極にある感じ。300ページくらい、ちょっとなあ、って感じ。その後、俄然、通読から熟読に移る。後半はさらに考えながら読んだ。この本では沖田総司は、ボロクソに書かれている。途中で思ったね、司馬遼太郎も京極夏彦も歳三が好きなんだって事。私も好きだからよくわかる。彼の合理的な考え方が好き
だ。勝海舟との対談にもそれがあらわれている。そういえば、歳三の記念館が秋には閉鎖されてしまうから、行かないと。結論として、秀作だった。座布団5枚。