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- 堀内昭利-本日の注目点(6月16日)
堀内昭利-本日の注目点(6月16日)
- 2022/6/16
- 堀内昭利 本日の注目点

FOMCとパウエルは期待通りの動きとなった。これから、明日の日銀、黒田もあるけど、新展開入りと考えたが、朝から猛烈な円売りを仕掛ける向きがいて、元に戻そうとしているので、ちょっとしらけた。黒田に対抗している円債の外人勢だけど、黒田氏は今や硫黄島の司令長官だよ。ちょっとやそっとでは降りないと思うけどなあ。まあ、硫黄島だからいつかは陥落するのだろうけど。臨時会合に乘ったユーロブルは、ちょっと呆れた。この後、売られ過ぎの反転もあるだろうけど、上値限界も透けて見える。(2022年6月16日9時過ぎ)
7時の号砲男と欧州初動の連中の円売りは、パウエル相場がなかったことにしたかったようだが、スイスの毒矢一吹きで粉砕轟沈となった。罰が当たったのだ。それでまあ、下がるわ、下がるわ、ご覧の通りだったわけだ。スイス中銀の利下げは、最近までありうると考えていた。いろいろ読んでいるとね。それが、ECBのドタバタで、利下げは延期かもなんて、考えてしまった。ところで、NY市場は円高相場に弱いねえ。実に冴えない動きをする。円安相場だとお祭りみたいになるのにね。明日の日銀、黒田は何があってもなくても、大きく動きそうだね。安定を望むなんて言う連中が、マッチポンプなんだから苦笑い。株がまた、落ちている。去年の終盤から、米国株の下げを予想して、ビンゴだったのだが、じゃ、次の予想は当たるかというと、たぶん外れるんだよ。予想して、皆がついてこないと的中率高いが、皆が当たるのを見てから、賛同する人たちが増えてくると外れだす。面白いもので、これは、47年間同じだね。投資家の心理ってやつだね。だから、私が次の予想を出したら、反対やったほうがいいかも。(2022年6月16日23時過ぎ)
「あじフライを有楽町で」平松洋子著。文春。彼女のファンって多いんだねえ。今回のは、前回の海苔弁より面白い。いろいろ大事な個所があるから、ピンポイントで再読しようかと考えている。作り方とかお店の名前とか。楽しい本で、座布団5枚です。
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