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堀内昭利-本日の注目点(5月11日)
- 2023/5/11
- 堀内昭利 本日の注目点

複雑怪奇な相場展開だった。ドル円が133.89から134.84まで戻したのには驚いた。134.60-70が限界だと考えていた。案の定、化けの皮で134.05.134.63まで急伸したら、今度は134.20となり、米指標で133.75.なんだか、スカスカになってきている感じだ。ダイモンが銀行株の空売りを規制すべきだと述べたらしいが、同感だね。やりたい放題だから、思惑だらけで、さらに不安感を煽る。まあ、だからこそ、空売り筋は張り切るのだろうけど。銀行って、戦前も噂だけでつぶれたところがあるしね。ユーロは、久しぶりに大きな実需売りが出たようで、やっと重くなった印象。11週目にして下げになるかな。ポンドは、ひどいなあ、BOEでも値幅が出ないのだから、話にならない。声明文読んでもなんだかスッキリしないし。この後は、恒例のNYのやりたい放題。ところで、債務上限の事が大々的に報道されているけど、米国債は買いが強い。おかしいだろ。そんなに国家的な破綻の可能性があるなら、買いが出るはずもない。
(2023年5月11日22時)
イグノーベル賞。1991年から始まったらしいね。ハーバードで授賞式をやるのだそうだが、自腹で行くというので驚いた。16年間、日本人は受賞している。賞金は、1兆ジンバブエドルなのだが、価値はないんだって。インフレの象徴とか。それで、トロフィーは紙製。しかも、自分で作る。自分から応募するわけでなく、協会からノミネートされましたと通知が来るんだって。ずいぶんとおちょくった賞でびっくり。救いは、日本のメディアが取り上げてくれる事だろうか。あと、受賞後、企業から問い合わせが結構あるらしい。
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