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堀内昭利-本日の注目点(11月17日)
- 2023/11/18
- 堀内昭利 本日の注目点

欧州、ロンドンで円が動くときは、実需が伴っていることが多く、侮れない。NYでの円の動きとは本質的に異なる。侮れないロンドンと言うのが昔からの通説だが、最近はどうなのだろうか?ロンドンで動くとき、私は非常に警戒する。経験則なのかもしれない。今日もNY参入後は、全く異なる動き方になっている。先日、ラジオで円安の話を一般の解説者がしていたのだが、日本売りみたいなこと言い出したので、え?今頃かよ、と非常に驚いた。まあそんなこんなで、いろいろ材料を提供してくれる円相場である。
(11月17日夜中)
今の世界でも、というかいつの世界でも必ず、嫌な奴が権力を握っている国がある。歴史的にもそうだ。そして、多くの人が反旗を翻すことができず、従うしかない状況に追い込まれる。日本にとっては、今ならさしずめプーチンということになるだろうか。過去にもスターリンとかいろいろいた。日本国内においても残虐非道な奴が権力の中枢にいたことは何度もある。そんなことをウツラウツラ考えていたのだが、全員、最後は死ぬんだよね。寿命と言うのは、自分たちもそうなるので、実に世界の人民にとって諸刃の剣であるものの、どんなに権力の頂点にたっても皆寿命で終焉を迎える。それを考えると、なるほど、人間に寿命があるというのは、世界にとって、最高の、最強の薬なのだなと考えさせられる。裏を返せば、技術の進歩で延命なんてことができて、寿命が延びるなんてことは良さそうな話であるものの、実際には悪魔的話である。そんなわけで、平家物語の諸行無常って話になるのだな。